全員参加型の経営スタイルこそが理想だと思っている。

一人ひとりが自覚と責任を持ち、フラットで自発的に考え、行動する組織、それが近い将来の理想的な組織の一つの有り様だと。

一方で実現するのは易しくない。

例えば新しいサービスに関して、意見が対立したときには最終的にどうするのか。
誰が最終決裁者となるのか、その人が会社全体を背負うような決断を下せるのか。

などなど。

それについては何らかの方法を考えなくてはいけないのだろうが、大事なのは一人ひとりがお互いに尊重しあっていること。

それであればたとえ激しい意見対立があったとしても、他の社員が間に入って上手に調整したり、説得したりするだろう。またリスクある意思決定についても、誰かがそのリスクの高さを指摘することで、役員会での決済を仰ごうという意思決定がされたりというような、いわゆる自浄作用とでも言おうか、そういうものが働くのではないかと思う。

ただしそのためには、採用する段階から採用すべき価値感のあった人材に絞っていくことが重要。


私が理想とするような組織においては、


負けん気は強くてもいいが、謙虚さがないのはNG。

主張は強くてもいいが、相手の主張にも聞く耳を持たないとNG。

人と競い合ってもいいが、人を見下すような人はNG。

判断能力が高いのはいいが、全体の最適ではなく自己最適を基準にする人はNG。


というような人材イメージを持っているし、今までもそういう価値感に基づいて採用してきている。

勿論この人材イメージさえ、まだおぼろげなイメージでしかなく、確固たる説明ができるものではないのだが、私自身が一緒に働きたいと思え、全てを任せても安心だと思える人物像がベースになっているのだと思う。


ビジョナリカンパニー�兇任蓮∪気靴す圓�先を決めるのではなく、正しい人をバスに乗せさえすれば、いずれ正しいところにたどり着くと書かれていた。

そこにあえて加えるなら、正しい人をバスに乗せた上に、その人達がちゃんと高いモチベーションで考え、動けるようにしてあげることが大事なのではないか。


あと10年程度の間には、新たな組織論が台頭してくることと思う。

そしてその頃には弊社がそれを最も理想的なカタチで実現していたいものである。