最近、今まで以上に経営的かつ組織的な相談を頂くことが多い。

こういうご時勢だからこそ、どこも試行錯誤しているのだろう。


弊社も人材業界が主戦場ということもあり、この景況には相当な影響を受けているし、かなり試行錯誤を繰り返しているので、あまり偉そうなことをいえる立場でもないんだけど・・・。


ただ前職もベンチャー企業で、当時60人くらいのときに入社してからというもの、IPOや子会社の立ち上げ、100人を越える組織のマネジメントなど、非常に濃厚な経験させてもらった。その後現在の会社を立ち上げ、様々な事業に挑戦したり、資金調達などについても相当いろんなことを学びつつ経験してきた。

勿論過去を振り返れば失敗したことや、もっとうまくやれたと思うことも多々ある。

ゆえにこれからそういうフェーズを迎えるベンチャー企業や若い経営者の方々には伝えられることは多少なりあるとは思っている。


いろんなご相談を受けていると、「ああやっぱりみんな同じ落とし穴に陥るんだな」とか「そうそうこのくらいの規模になるとこういう組織的な問題が勃発するんだよね」といったように、私自身が経験してきたことと同じ壁にぶつかっているケースが多い。そういうときはお伝えできることが多々ある。


そういうベンチャー経験をご評価頂いてか、ちょっと前までは社外取締役や顧問などへの就任依頼を頂くことも多かった。ただ当時の私は自分の会社の経営だけで精一杯だったことがあり、全て丁重にお断りしてきた。


一方、最近になってそういう経営相談が増えてきていることもあり、私程度の経験や知見でも価値を感じて頂ける会社さんがあるのであれば、非常勤役員や顧問など、何らかの形で継続したサポートをさせて頂くこともありかなと思うようになってきた。


私にとっても日常から視点を切り替える良い機会になるし、またそういう立場になってみて初めて気付くことや学べることもあるような気がしている。

たまに10社くらいの社外取締役に名を連ねている人をお見かけするが、それはそれでどうなんだろう、、、。

個人的には非常勤の社外取締役といえども、ちゃんと価値提供できる範囲でお手伝いをさせていただけるくらいしかお受けできないとは思うが。。。

ブログにこんなこと書いてると株主から怒られそうだが。