昨今、twitterやソーシャルアプリなど、ソーシャル関連ビジネスがベンチャー業界においては非常に大きな潮流を生み出している。

しかもそれらの世界の第一人者達の発信はtwitterやブログを介して、バズ的に広まっているため、影響力たるや半端ない。


そういう意味では誰でも様々な情報が得られるようになり、耳年増になりやすい時代でもある。

確固たる判断軸を持たない人は、すぐにそういった情報に振り回されやすい。

または同じ年代の成功を目の当たりにして、妙な焦りを持ったりしやすい。

まあかくいう私も年下ながら大成功しているベンチャー経営者が沢山出てきている中で、焦る気持ちがないといえば嘘になるが・・・。


ただ機も熟していないのに、焦りや、はやる気持ちばかりが先立ってしまい、暴走して失敗する人は後を絶たない。失敗はしないにしても、そういう場合には極めて小さくまとまってしまっているケースが目立つ。


本当にそういうことが実現したかったのだろうか。

そうではないケースも多いのではないか。

例えば私が大事にしていることは誰と何を目指して働くか。

ビジネスの世界は1人では大したことはできない。しかし仲間が集まれば社会にインパクトを与えるような大きなことができる。

少人数で儲かる組織を創ることは簡単かもしれない。

でも時代を代表する価値ある会社を創ることに意義があると思い続けてきた。

焦ったところでそんな会社は出来るものではない。

5年、10年、30年というスパンで社会に価値を与え続ける組織を創ることを考えれば、今この1年、2年は大した問題ではない。

そう思うと自然と焦りは薄れる。それよりもどうやってそういう会社を作り上げようか。現実と理想の大きなギャップを少しでも早く埋めたいと考えるようになる。

そのために今やれること、やるべきこと、そこに全ての力をフォーカスさせればいいと思っている。


最終的には原理原則本質論。

自信を持って継続していった先に成功があるはず。

宮里藍の米国での開幕2連勝を見たときも改めてそう思った。

信念を持つこと、それが大事なんだと。