組織の持つ風土やカルチャーというのは非常に重要な要素だと考えている。
先日のブログでも少し触れたが、お互いを尊敬し合える風土や、全体最適を優先する視点を持つことや、Visionを共有・共感することなど、事業戦略と同等かそれ以上に組織戦略が重要な時代に突入していると感じる。
そのためにはトップが率先してコミュニケーションをとり、発信していくことが大事なのはどこでも言われることで当たり前だとしても、それ以外にはなにがポイントなのか。
それはミドルマネジメントの人や、中堅社員となる人の言動。
単なるオペレーションや業務だけでいえば、その多くの職務において2年も経験すれば、ベテランも若手も大した差がなくなってくる。
場合によっては体力が豊富で家庭や子供がいない分、仕事に傾けられる時間も労力もあるために、若手の方が高いパフォーマンスを出すことも良くある話。
そんな中で中堅社員ができること。
それは目の前の業務に必死になっている若手に対して、会社の価値観やVision、顧客に対する考え方、何のために頑張っていて、どういう組織を目指しているのか、ということを経営者に代わって伝えていくこと。
勿論仕組みを作ったり、業務を効率化したりすることも重要なのは言うまでもない。
サッカーでいえば、カズのような存在は大いに価値がある。
(カズは中堅どころではないが・・・)
既にプレイヤーとしてのパフォーマンスは多くの若手に追い抜かれている。
しかしそれでもひたむきに頑張る姿勢や、戦術の考え方、トレーニング方法や体調管理の方法、雰囲気作りやリーダーシップなど、様々な価値をチームやメンバーに与えている。
日本人は謙虚だからなのか、どうしても自分が成果や職位などわかりやすく優位な立場にないと、リーダーシップを発揮しようとしない傾向がある。
今まで沢山の壁にぶつかっては越えてきたことや、悩み苦しみながらも頑張ってやってきた中で学んだことや気付いたことなど、経験した人しか持ちえない多くの資産を持っているにも関わらず、その資産が全く生きていないケースが多い。
組織風土を創っていく上では、この中堅社員のリーダーシップこそが大事であり、それによって組織は大幅に活性化していくはず。
成長途上のベンチャー企業で何年もやって30代後半にもなるといよいよ疲れてくる。
いつ成功するんだろう、いつまでもがき苦しんでいるんだろう。
そんな不安が脳裏をよぎることもあるだろう。
実際にそういう理由で大手や安定企業への転職を希望する相談者が後を絶たない。何度も言っているが、真の安定企業なんてないのに・・・。
なんか砂漠を歩き続けていたら、ないはずのオアシスが見えてしまうのと似ている。
そんな中で中堅社員が経営者と同じ視点・目線でリーダーシップをとっているような会社が強いのは言うまでもないこと。
こういうと年功序列がいいということですね、なんて勘違いされやすいが全く違う。
あくまでも実力主義は実力主義。
実力主義の中で若手もベテランも良きライバルでありながらも、時には社会人としての先輩・後輩という関係の中で、先輩が後輩に伝えるべきことを伝えるという風土は見事に両立できる。
それらが両立できている組織こそ真に強い組織なんだと思う。
まさにお互いがお互いを尊敬しあえるという風土。
これ実は簡単ではない。
弊社もそうなりたいと思いながらやってきた。
なっているだろうか。
正直自分達のことは良くわからない・・・。
先日のブログでも少し触れたが、お互いを尊敬し合える風土や、全体最適を優先する視点を持つことや、Visionを共有・共感することなど、事業戦略と同等かそれ以上に組織戦略が重要な時代に突入していると感じる。
そのためにはトップが率先してコミュニケーションをとり、発信していくことが大事なのはどこでも言われることで当たり前だとしても、それ以外にはなにがポイントなのか。
それはミドルマネジメントの人や、中堅社員となる人の言動。
単なるオペレーションや業務だけでいえば、その多くの職務において2年も経験すれば、ベテランも若手も大した差がなくなってくる。
場合によっては体力が豊富で家庭や子供がいない分、仕事に傾けられる時間も労力もあるために、若手の方が高いパフォーマンスを出すことも良くある話。
そんな中で中堅社員ができること。
それは目の前の業務に必死になっている若手に対して、会社の価値観やVision、顧客に対する考え方、何のために頑張っていて、どういう組織を目指しているのか、ということを経営者に代わって伝えていくこと。
勿論仕組みを作ったり、業務を効率化したりすることも重要なのは言うまでもない。
サッカーでいえば、カズのような存在は大いに価値がある。
(カズは中堅どころではないが・・・)
既にプレイヤーとしてのパフォーマンスは多くの若手に追い抜かれている。
しかしそれでもひたむきに頑張る姿勢や、戦術の考え方、トレーニング方法や体調管理の方法、雰囲気作りやリーダーシップなど、様々な価値をチームやメンバーに与えている。
日本人は謙虚だからなのか、どうしても自分が成果や職位などわかりやすく優位な立場にないと、リーダーシップを発揮しようとしない傾向がある。
今まで沢山の壁にぶつかっては越えてきたことや、悩み苦しみながらも頑張ってやってきた中で学んだことや気付いたことなど、経験した人しか持ちえない多くの資産を持っているにも関わらず、その資産が全く生きていないケースが多い。
組織風土を創っていく上では、この中堅社員のリーダーシップこそが大事であり、それによって組織は大幅に活性化していくはず。
成長途上のベンチャー企業で何年もやって30代後半にもなるといよいよ疲れてくる。
いつ成功するんだろう、いつまでもがき苦しんでいるんだろう。
そんな不安が脳裏をよぎることもあるだろう。
実際にそういう理由で大手や安定企業への転職を希望する相談者が後を絶たない。何度も言っているが、真の安定企業なんてないのに・・・。
なんか砂漠を歩き続けていたら、ないはずのオアシスが見えてしまうのと似ている。
そんな中で中堅社員が経営者と同じ視点・目線でリーダーシップをとっているような会社が強いのは言うまでもないこと。
こういうと年功序列がいいということですね、なんて勘違いされやすいが全く違う。
あくまでも実力主義は実力主義。
実力主義の中で若手もベテランも良きライバルでありながらも、時には社会人としての先輩・後輩という関係の中で、先輩が後輩に伝えるべきことを伝えるという風土は見事に両立できる。
それらが両立できている組織こそ真に強い組織なんだと思う。
まさにお互いがお互いを尊敬しあえるという風土。
これ実は簡単ではない。
弊社もそうなりたいと思いながらやってきた。
なっているだろうか。
正直自分達のことは良くわからない・・・。