ついさきほど、Twitterのタイムラインで面白いコメントがあった。

私の前職時代の上司のアカウントに関する話題で、その上司のフォロワーのほとんどが前職の卒業生ばかりだという。

これについては良くわかる気がする。

私の周りでも使っている人と使っていない人は明確に分かれる。
しかもある一定規則的に。


あまり使わない人

これは普通に一般企業、特に大きめの企業に勤めているサラリーマン。

比較的使う人

これは経営者や個人事業主、もしくはベンチャー企業で働く社員。


これなんとなく背景や理由がわかる気がする。

やはり普通の組織でサラリーマンをやっていると、どうしても社内でどう評価されるか、どう出世するか、ということに意識が向きがちになりやすい。つまり内向きの志向になりやすいということ。

それに対して経営者や個人事業主などは、常に市場や競合を見てビジネスをしているし、自分個人の力を最大化していくことを重要視している。つまり外向きであり、情報収集への意識や、人脈形成・人脈維持への欲求は非常に高いといえる。


勿論新しいサービスや流行りものへの関心度合とも多少なり関係しているだろう。

ベンチャーの社員も起業や新規事業などを意識しているケースが多く、そういう若手は情報に貪欲だし、自分個人の人脈や力を付けたいという欲求が高い傾向にある。


Twitterだけではなく、これは読書の量などからも言えるような気がする。

私が知る限り、外向きで成長意欲が高い人ほど本を良く読む。
内向きで出世欲が強い人ほど、本を読むよりも日常の業務と社内政治に精を出す。

勿論、私の個人的なイメージや思い込みも多分に入っているので、その限りではないだろうが。


ただ面白い例としては、とある成熟したネットビジネスを展開している会社の経営者とTwitterの話をしていたら、社員のほとんどは使っていないと言っていた。

つまりネットリテラシーは高くとも、ある種成熟して安定期に入っている会社の社員
は内向き志向になりやすく、個としての成長意欲や市場で価値などへの意識が薄れていくのではないかと感じる。


話を戻すと、私の前職の同僚や後輩に関しては、前職に残っている人はほとんどTwitterを使っていない。辞めている人ほど活用している。

やはり個人として社会で価値を上げていかざるを得ない立場にある人ほど、情報を収集したり、人脈を維持・形成したりすることが重要であると考えるからだろう。


Twitterを使う人、使わない人、あなたはどっち?!