ちょっとブログ更新サボってました。

複数の方から体調を心配したメールを頂きましたが、私自身は多少の寝不足を除けば至って元気です。

いろいろと考える仕事を増やしつつあり、そのせいか何となく頭の中が整理できず・・・。


最近良く考えていることの一つが、ビジネスをスケールさせるためには何が必要かということ。

逆を言えば、どういうビジネスであればスケールさせることができるのかということ。

いろんな事業を調べたり、最近のベンチャービジネスなどを調べたり、いろんな人のブログを呼んだり、本を読んだりしている中で、何となく一つの方向性が見えてきた。

それはスケールするビジネスは極めてシンプルであるということ。

誰に説明しても伝わるような極めてシンプルなビジネス構造のものがスケールしている。

逆に言えば、こねくり回してやっと生み出したような複雑な事業モデルは、黒字化はするかもしれないが、ニッチからの脱出はなかなか難しいように思う。

その明確な理由を説明しろと言われるとちょっと困るのだが、一つにはスケールさせるためには多くのユーザー(もしくは法人)に使ってもらうことが前提であり、複雑性の高いものは多くの人には受け入れられないということがあるのではないだろうか。

そしてそのユーザーのニーズというのは実は過去も未来もそうそう変わらない。

そう考えると、やはりスケールが狙えるベンチャービジネス領域というのは、人々が根源的に有しているニーズに答えるサービスであり、恐らく既存サービスが存在するものの、デジタル社会の到来、ネットやモバイルの浸透によって10年後には何らかの変化が起きているであろう、その変化の担い手になれることが重要なのではないか。

もちろんそのためには一定の資本力や組織力、そして何よりも先見性、そして最後には信念を持ってやり抜く実行力が必要なのは言うまでもない。

弊社も創業8年目を迎え、リーマンショックも乗り越え、次の挑戦に向けて着々と手を打ち始めている。

ベンチャーをやっているからには、社会に良い意味で影響力のある事業を担いたい。

もっと考えないと。