仕事をしていると日々壁にぶつかる。


わかりやすくいえば、

・これらのタスクをやりきるに時間が足りない
・この目標を達成するためには●●が足りない
・どう頑張ってもこれ以上の質にはできない

などなど。

まさにこれらは自分の経験や過去の蓄積によってぶつかるリアルな壁。

多くの人はその壁にぶつかりすぐに諦めてしまう。

確かにそれらの壁の多くは、今までのやり方、今までのツール、今までの努力だと越えたり壊したりすることが難しいのだろう。そしてそこで思考が停止してしまうから、それができない理由となる。

しかし実はそういった壁の多くは越えたり、壊したりできることの方が多いことに気付くことが大事だと思う。

わかりやすい例を考える。

新規事業などを考えていて、「資金力的に弊社では難しい」と思って諦めてしまうことは、ベンチャー企業では良くある話。しかし本当に実現すべき、実現したいと思える事業なのであれば、資金を調達することもできるかもしれないし、資金力がある会社と合弁事業として立ち上げてもいいし、資金がかからない立ち上げ方もできるかもしれない。

もう一つ例。

自分のタスクが過多でこれ以上新しいタスクは負えないというケースも若いビジネスマンには多いと思う。しかしそれも今までの経験則からそう思い込んでしまっているケースが多い。
何に時間が取られているのか、それを短い時間で実行する方法や、アルバイトを活用することで自分のパフォーマンスを何倍にもできないか、何かツールを使うことで時間を短縮し効率化できないか、自分の作業スピードを上げる方法がないか、など、試行錯誤することで、今まで壁だと思い込んでいたものを越えることができたりする。

大事なのは、目標を定め、それをなんとしても実現したいという意欲。
ちょっとやそっとの壁では絶対に諦めないという強い意志。

それによって経験則の罠から抜け出し、新たな方法やツールを生み出し、自身の成長につなげることができる。

私もいまだに日々壁を越えたと実感することがある。

まだまだ人は成長できるし、知恵は絞っても絞りすぎということはないということだろう。

ネバーギブアップ!