私自身は決して医療分野について詳しいわけでも、経験があるわけでもない。
単なるいち消費者として、医療の現状について気になっていることについて書こうと思う。
ここ1年以上、咳が止まらないこともあり、この1年くらいは呼吸器科や耳鼻咽喉科など、様々な病院に大小6カ所くらいは行ってみただろうか。
そして今日も半蔵門にある中堅規模の病院が呼吸器内科に強いという情報を元に行ってみた。
そこで症状について聞かれたので答えると、他の呼吸器内科と全く同じ検査を2種類やるから、とすぐに診察を終えられてしまった。ただその検査は既に他の呼吸器内科で2度も実行済みだったので、実施前にこれは意味がないと伝えたら、今度は肺のレントゲンということになったが、先月の人間ドックで肺のヘリカルCTも取っているし、その前の呼吸器内科でも結核などの疑いを確認するために取っており、問題ないと言われていた。
さすがにもう意味ないと思い、「それらの検査は全て近々で行っており、それでも原因がわからず長引いているから来ました」と伝えたところ「検査結果を持ってきてもらえないと我々医者も何とも判断ができないから、結局もう一度検査を提案するしかない」という。
そこで思ったのは、確かに同じ検査をいろんなところでやる意味は何にもない。
一方で検査の結果データをもらったこともほとんどない。あるとしても人間ドックくらいのもの。
そもそも検査結果はどう考えても患者の個人情報であり、中でも極めて重要度の高い個人情報なのに、何故各病院が勝手に保管してしまうのだろう。
どう冷静に考えても、診察料や検査料金を払っているのも患者である以上、検査結果も当然ながら患者個人のものであるべき。
なおかつ今の時代であれば、デジタルデータで患者に渡してくれる仕組みさえあれば、患者としてもそのデータを持ち歩くことで、どこの医者に行っても過去の病歴や検査結果を確認してもらえ、的確なアドバイスをしてもらえるのではないか。
デバイスもiPhoneであっても、iPadであってもノートPCでも何でもいい。
どう考えても技術は十二分に追いついているのに、業界内で一気に変えるだけのリーダーシップを取れる存在がいないのか、私が気付かない業界特有の難しい壁があるのか。。。
でもどうやら米国はだいぶ進んでいて、自分の医療データは自分で持つのが当然となっているというから、日本でも少なくとも医療、診療データくらいはアナログでもいいから、ちゃんと渡すようにした方がいい。お薬手帳以上にそっちが大事な気がする。
どの業界でも古株が権力を持っているし、変わることに対する抵抗勢力の強さは半端ないから、そういう意味では最も大変な業界なのかもいしれないが、、、、。
誰かが変えてくれることを祈るという、完全なる他力本願、なおかつただ言いたいことを言いっぱなしたまま、今日のブログは終わります(笑)。
単なるいち消費者として、医療の現状について気になっていることについて書こうと思う。
ここ1年以上、咳が止まらないこともあり、この1年くらいは呼吸器科や耳鼻咽喉科など、様々な病院に大小6カ所くらいは行ってみただろうか。
そして今日も半蔵門にある中堅規模の病院が呼吸器内科に強いという情報を元に行ってみた。
そこで症状について聞かれたので答えると、他の呼吸器内科と全く同じ検査を2種類やるから、とすぐに診察を終えられてしまった。ただその検査は既に他の呼吸器内科で2度も実行済みだったので、実施前にこれは意味がないと伝えたら、今度は肺のレントゲンということになったが、先月の人間ドックで肺のヘリカルCTも取っているし、その前の呼吸器内科でも結核などの疑いを確認するために取っており、問題ないと言われていた。
さすがにもう意味ないと思い、「それらの検査は全て近々で行っており、それでも原因がわからず長引いているから来ました」と伝えたところ「検査結果を持ってきてもらえないと我々医者も何とも判断ができないから、結局もう一度検査を提案するしかない」という。
そこで思ったのは、確かに同じ検査をいろんなところでやる意味は何にもない。
一方で検査の結果データをもらったこともほとんどない。あるとしても人間ドックくらいのもの。
そもそも検査結果はどう考えても患者の個人情報であり、中でも極めて重要度の高い個人情報なのに、何故各病院が勝手に保管してしまうのだろう。
どう冷静に考えても、診察料や検査料金を払っているのも患者である以上、検査結果も当然ながら患者個人のものであるべき。
なおかつ今の時代であれば、デジタルデータで患者に渡してくれる仕組みさえあれば、患者としてもそのデータを持ち歩くことで、どこの医者に行っても過去の病歴や検査結果を確認してもらえ、的確なアドバイスをしてもらえるのではないか。
デバイスもiPhoneであっても、iPadであってもノートPCでも何でもいい。
どう考えても技術は十二分に追いついているのに、業界内で一気に変えるだけのリーダーシップを取れる存在がいないのか、私が気付かない業界特有の難しい壁があるのか。。。
でもどうやら米国はだいぶ進んでいて、自分の医療データは自分で持つのが当然となっているというから、日本でも少なくとも医療、診療データくらいはアナログでもいいから、ちゃんと渡すようにした方がいい。お薬手帳以上にそっちが大事な気がする。
どの業界でも古株が権力を持っているし、変わることに対する抵抗勢力の強さは半端ないから、そういう意味では最も大変な業界なのかもいしれないが、、、、。
誰かが変えてくれることを祈るという、完全なる他力本願、なおかつただ言いたいことを言いっぱなしたまま、今日のブログは終わります(笑)。