最近日本でもFacebookが急速に広がっているのを日々実感する。

特に友達申請の数が日々増え続けていることと、申請してきている友達の顔ぶれにもだいぶ変化が見られるようになってきたのを感じる。

具体的には、昨年くらいまではインターネット業界の人達や経営者仲間、若い友人だけがつながっていた。つまりインターネットリテラシーが高い一部の人達の間でのみ使われていたということ。

しかし今年に入ってからというもの、小学校時代の友人や10年ぶりの友人、アナログっぽい友人(失礼ながら。。。)からも次々に友達申請が届くようになった。

そのお陰で中高時代の同期の面々との同窓会の連絡や仕切りも、Facebookのグループを使って実現することができるまでになりつつある。

これはビジネス理論的には、キャズムを越えたと言っていいのではないかと思う。

つまり初期のユーザーだったインターネット業界の人達や経営者仲間はまさにキャズム理論でいうイノベーターやアーリーアダプターであり、最近続々と急増してきている人達はアーリーマジョリティなのだろうと感じる。

キャズム理論では、

イノベーター 2.5%
アーリーアダプター 13.5%
アーリーマジョリティ 34%
レイトマジョリティ 34%
ラガード 16%

と言われている。そしてアーリーアダプターとアーリーマジョリティの間に大きく越えるのが困難な谷が存在し、その谷のことをキャズムというとしている。

日本のインターネット人口は9000万人と言われているが、実際日常的にインターネットに触れている人口でいえば、その7〜8割程度だろう。そういう意味では6〜7000万人程度というのが実態ではないかと推測される。

そう考えると、

6500万人×(2.5%+13.5%)=1040万人

がキャズムを越えるために必要な数。

そして恐らく現時点ではまだそこまでは行ってないのかもしれないが、恐らくFacebookは近しいユーザー数を既に日本で獲得し始めているではないかと推察される。

私は近い将来、間違いなく最も日常的に利用されるコミュニケーション手段がFacebookになるであろうと思う。そしてそれがあらゆるサービスのプラットフォームとされる可能性も高いだろう。

勿論Facebook1社にプラットフォームを独占させることによる弊害もあるのも事実かもしれない。
しかし現時点では対抗しうるサービスが存在していないのも事実。

今後の動向に注目するとともに、上手に付き合っていければ便利なツールだと思う。


最後に、、、

日々数十件の友達申請を頂き嬉しい限りなのですが、いろいろな都合上、承認させて頂くのは名前と顔が一致する方で、今後もお付き合いがあるであろう方に限定させていただいています。
ゆえにパーティーなどで一度だけ名刺交換したことがある方などは大変失礼ながら承認対象とはしておりませんので、その点ご了承下さい。

少々高飛車な物言いで恐縮ですが、ご理解頂ければ幸いです。