最近本当に「元気」が大事だと強く感じる。

アントニオ猪木が「元気があれば何でもできる!」と何年も前から言い続けていたが、今更ながらその言葉が本質であることを感じる今日このごろ。


当然だが生きていればいろんな困難や壁にぶつかることは誰にでもある。
仕事でも、健康でも、恋愛でも、人間関係でも多くの試練や困難にぶつかる。
そして多少の運の差はあれど、基本的には人生長く生きていれば同じように誰にでも起こるもの。

そんな時に悩んだり落ち込んだりするのが一番良くない。

瞬間的には落ち込む時も、なんて自分が不運だと思うときもあるのは仕方ない。
それでも次のタイミングでは気持ちを切り替えて、どうポジティブに捉えるか、どう困難と向き合うかが大事。

結局物事は捉え方でしかない。

お金持ちを比べて自分はなんて貧しいんだと嘆く人は沢山いる。
しかし世界にはもっと貧しい人は五万と存在している。

若くして不治の病と付き合っていかなければならず、それを嘆く人も沢山いる。
しかし若くして命を落としてしまった人も沢山いる。

結局自分のおかれた状況をどう捉えるか。
つまり究極的なポジティブ思考であることで、どんな物事であってもプラスに考えられる。

そう考えると仕事でちょっとうまくいかないくらいで落ち込んだり、元気がなくなったり、自信喪失したりしているなんてばかばかしいにも程がある。

落ち込んでる暇があったら人の何倍も働けばいい。
成果が出なくて情けないなら、成果が出るように知恵を絞ればいい。

一番最悪なのは、元気がなくなること。
そういう人は一緒に働いている周りの人までも暗くさせてしまう。

私が過去に仕事ができると感じた人達はみんなポジティブ思考を持っている。
そして例外なくいつも元気で明るい。

いつも笑顔でいつも元気で、いつもポジティブ、仕事をするならそういう人と仕事をしたいもの。

私はモチベーションが一切下がらない。
何かにつまづいたときでも、すぐに自分でモチベーションを回復させられる。
悩むことや落ち込むこともほとんどない。

まるで何も考えずに生きてる人みたいに聞こえるかもしれないが、当然ながら深く考えたり、反省することはしょっちゅうある。
ただ悩んだり落ち込んだりしている時間は勿体ないと思う。
そんな時間があったら少しでも前に進みたい。


数年前に知人とこんな会話をしたことを覚えてる。

知人「若い時に英語をちゃんと勉強しておけば良かったなぁ」
私 「確かに」
知人「これからは英語ができないとビジネスできないですしね」
私 「そうだね」
知人「本当に悔やまれるなぁ」
私 「っていうか今から勉強すりゃーいいじゃん」
知人「さすがに今更難しいでしょ」
私 「難しいけど無理じゃないだろ」
知人「現実は厳しいと思うな」

そしてその知人はいまだに英語はできないし、何の努力もしていない。
思うに、悩んでも悔やんでも何も前に進まない。そんな暇あったら勉強すればいい。
30代から英語ができるようになる人なんて五万といるはず。
なんで自分は無理だと思うのか。

私自身も英語はからきしダメだが、5年後に社内で公用語を英語にすると豪語している手前、大至急勉強を始めないといけない。

そして数年かければ必ず英語はできるようになるはずと確信している。

何でもポジティブに考え、どんどん前に向かって一歩を踏み出して行くことで、人生は大きく変わって行くもの。

まさに「元気があれば何でもできる!」

猪木さんの言いたかったことが数十年かかってやっと理解できたかもしれない(笑)。