3月12日、かねてより企画・開発を進めてきた新規事業をリリースしました!

その名も

ProFinder

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昨日TechWaveでも取り上げて頂きました。記事はこちら

具体的には、IT系フリーランサーと呼ばれるプログラマーやエンジニア、デザイナーなどを対象に、Facebookのソーシャルグラフを活用し、人脈経由で仕事を請け負うことができるサービスです。
逆から見れば、企業にとって抱えている技術的な仕事を、このサービスを使うことによって信頼できるフリーランサーに依頼できるサービスとも言えます。

つまるところFacebookにおけるソーシャルグラフと呼ばれる人的ネットワークを活かしたフリーランサーと企業とのビジネスマッチングサービスというのが一番適切かもしれません。

弊社では以前よりソーシャル×仕事、ソーシャル×採用という領域には極めて高い関心と期待を持っており、3年以上に渡り様々な角度から研究し、ビジネスモデルを何度も考え、市場に出すタイミングを計ってきました。こういうサービスは早過ぎても遅過ぎてもいけないということを、多くの新規事業の失敗から学んできたので。

米国では一足早くLinkedInというソーシャルリクルーティングメディアの会社が凄い時価総額で上場したり、それ以外にも採用活動や仕事の受発注にソーシャルメディアが活用され始めているのはご存知の通りです。しかしこと仕事、就業、転職という領域に関して考えると、日本という国は一種独特なカルチャーを持つこともあり、それらの事例をそのまま日本に持って来たからといってうまくはいかないと考えています。

とはいえソーシャル×採用、ソーシャル×仕事という領域は、日本でも間違いなく起こりうる未来であることも確信していた私としても、どういうタイミングでどういう対象に、どういうモデルで参入すべきかを徹底的に考え、ProFinerというフリーランサーのためのビジネスマッチングサービスにたどり着いた次第です。
何故フリーランサーなのかはここでは書きませんが、IT系のフリーランサーから変革が始まるはずであり、その変革を牽引する存在がProFinderだと思っています。

昨今、非正規社員、ノマドワーカー、フリーランサーなどなど、終身雇用制度が崩壊した日本でも次々と多様な働き方が生まれており、組織に属さず個人事業主として働く人も右肩上がりに増えています。
その一方で、営業力がないとなかなか個として仕事を請け続けることは簡単ではなく、如何に高い技術力や経験・実績があっても活かしきれていないことも多いのも事実でしょう。

では既存のインターネットビジネスマッチングの仕組みはというと、どうしても顔の見えない相手同士の交渉なので、価格勝負、作品ありき、などなど、経験豊富なフリーランサーにとっては活用しやすいものとは到底言えず、依頼する案件も2〜3万円程度のものが多いという実態からして、全てのフリーランサーが満足できるものではありません。

今回我々が立ち上げたProFinderでは、昨今日本でもユーザー数を急速に伸ばしているFacebookを活用することで、人脈を介して自分のスキルや経験・実力に合致した案件を請け負うことができます。
それによってフリーランスの人は案件探しに走り回ることなく、自らのスキルや経験を登録して依頼を待ったり、自らの対応可能な案件を探して打診したりすることで、信頼のおける相手と仕事をすることが可能となるのが特徴です。

今後様々な組織でIT系技術者が必要とされます。
それこそ一般企業は当然ながら、飲食業や商店であってもホームページやFacebookページを持ったり、サイトをスマホ対応させたりということが求められる時代。まさにProFinderが価値を発揮する機会はますます増えていくはずです。

フリーランスの人達にとっても本当にスキルや経験、そして多くの人からの信頼があれば、仕事を探すまでもなくProFinderに登録しておくだけで毎日大忙し、そんなプラットフォームになれればと思っています。

英語・日本語に対応することで、昨今急速に伸びつつあるアジア圏などでも十二分に活用できるサービスであり、将来的には日本の企業がインドネシアやベトナムの技術者に依頼を出したりすることも可能でしょう。そういう時にこそ人脈経由であるという特徴が極めて大きな意味を持つかもしれません。
Greenという3000社以上のインターネット・IT関連企業が使う求人サイトを手がけて来た弊社だからこそ、できること、わかっていることがあります。

その全てを注いで企画・開発したProFinderの今後にご期待下さい。

多くのフリーランス、多くの組織に活用して頂くことで、より価値のあるものになっていきますので、是非とも皆様にもお力添え頂ければ幸いです。

最後に、寝食忘れてこのサービスのリリースに尽力してくれたプロジェクトメンバーの皆さん、お疲れ様でした。
といってもこれからが更に大変ですが、世の中の期待してくれているフリーランスの方々のためにも、組織の方々のためにも、がんばりましょう!!