Facebookなどでも何度か投稿済みだが、いよいよ12月3日に弊社の新サービスがリリースする。

その名も

JobShare


サービスについて簡単に説明をすると、、、、

まずFacebookアカウントを使って利用するサービスとなる。
求人ニーズを持つ企業の人事や経営者などがFacebookアカウントを使って企業アカウントを作成し、次にその企業アカウントから社員を招待し、登録を促す。

つまりこの時点で企業アカウントとそこに紐づく社員アカウントまでが出来上がる。

その上で、人事や経営者が求人情報を登録・掲載すると、紐づいた社員達に応援(シェア)要請の通知が届き、社員がそれをコメント付き(例えば「うちの会社から面白い求人出ているよ」など)で応援(シェア)、場合によってはその社員の友達が更に応援(シェア)するという流れで求人情報が広まる。

その求人情報を見た社員の友達や、社員の友達の友達が興味を持って応募し採用に至ると、その採用に関わった社員やその社員の友達に御礼金として企業からの採用費の一部が還元される。ちなみに採用された本人にも還元される。

さらに言えば、実質的に採用された当事者とは関係はないが、応援(シェア)したことで採用に協力してくれた人達にも一部が御礼金として還元される。

整理すると、企業は成果課金であり、なおかつ社員、社員の友達を通じて何らかつながりのある信頼できる人を採用ができ、広く世の中に非効率な告知をせずに済む。
また協力する社員やその友達も、信頼できる企業の情報を友達に伝えることで、御礼金を得ることができる。さらにその情報を見て転職した人も、友達や友達の友達を通じて入手した求人情報ということもあり、メディアで探す以上に信頼&期待できる情報が入手でき、なおかつ転職すれば御礼金ももらえる。

つまりJobShareは関わる人全てがHappyになれる可能性を持つサービス。



もう少し別の角度から説明すると、、、、

時代の変遷と共に情報の媒介者が変わってきている。

例えば、昔であればテレビや新聞や雑誌など、マスメディアと呼ばれる媒体が情報入手経路としては最も影響力を持っていた。しかし今の時代、リテラシーの高い人達はもはやソーシャルメディアやブログといった自身の信頼できる人達を媒介として得られる情報を最も信頼するようになりつつある。

わかりやすい例として飲食店の情報について考えてみよう。

人々はぐるなびなどのように飲食店が自社の広告として発信している情報よりも、食べログなどの集合知や口コミを信頼する。さらには食べログよりも、自分が信頼する人や価値観が近い人から「この店は美味しいよ」と言われれば、それを一番重視するだろう。

話を求人情報に戻そう。

従来は企業が広告料金を払って求人誌や日経新聞、求人メディアなどに求人情報を掲載してきた。今でもまだそれが圧倒的な市場シェアを占めている。しかしそれはあくまでも求人広告にすぎない。

それに対して人材紹介会社などは企業からの広告とは異なる視点や情報が加わることで、多少なり広告よりも信頼されやすいことで、今日に至るまでの躍進がある。

手前味噌ながらGreenも広告型モデルではなく成功報酬型モデルとすることで、情報の客観性などを担保してやってきているからこそ、今の成功がある。

しかし求職者からすれば最も信頼できる情報媒介者は、紹介会社でもGreenでもなく、友人や信頼できる人達からの口コミであることは、飲食店の例からしても明らかであり、求人情報の媒介も近い将来そっちへ向かっていくのが自然であり、そうなっていくことが望ましいと思っている。

それがまさにソーシャルメディアの浸透によって、いよいよ可能になるのではないか。

それを実現するのがまさにJobShareだと考えている。

JobShareは、ある意味求人情報のアフィリエイトモデルだが、ソーシャルグラフを活用することで、いくらアフィリエイトといえども自分が自分の友達に広める情報にはある程度の責任が発生することから、信頼できる情報や良いと思う情報でないと積極的には広めたくないという心理が働く。

ゆえに社員のロイヤルティが低い企業や社員の友達からの評判が良くない企業の情報は極めて広まりづらい。逆に本当に魅力ある企業の情報は応援してもらいやすく、広まりやすい。
また社員の友達やその友達には、自社の求める人材が存在する確率は高く、広く世の中に告知するよりも効率的にターゲットにリーチできる可能性がある。

より良い企業により良い社員が集まる。それこそがJobShareで実現したいカタチでもある。


弊社ではこのJobShareを年内には英語バージョンを含めた複数言語で海外へと展開していく。

さらにはビジネスモデル特許を出願しており、リーガル面でもプロテクトは万全。

世界のリクルーティングマーケットをソーシャルの力で変革していきたい。


ちなみに、、、、

Greenとのカニバリゼーションについてのご指摘を頂くことが多いが、そこは全く心配していない。
そもそもGreenだけで全てのニーズにお答えできているわけではない上に、GreenJobShare共に成功報酬型のサービスである以上、企業からすれば両方を活用し、良い人材が採用できたらFeeを払うということで十分に成り立つ。

もしJobShareの方が安く、それだけで十分良い人材が採用できるということになれば、確かにGreenはシュリンクしていくかもしれないが、それはJobShareの大成功を意味するわけで、自社のサービスを自社のサービスが駆逐していくことができる企業こそI&G Partnersの目指す姿だと思っている。


まだまだスタートラインに立ったばかりではあるが、皆さんのお力をお借りしつつ、GreenJobShareを武器にインターネット×HRの領域におけるリーダーカンパニーとして飛躍を実現したい。

さあ勝負はこれからだ。