4月より3名の新卒が入社し、日々試行錯誤しながら頑張っているのは初々しい。

2年目以降の社員も良い意味で刺激をもらっているし、先輩として恥ずかしい姿は見せられないということで、良いプレッシャーにもなっていると思う。

弊社のような小規模なベンチャー企業ではたいした研修もなく、現場に配属され、ほとんどは日々の業務の中で吸収していってもらうことになる。


大事なのは、入社1年目の人や中途でも入社したばかりでまだ価値貢献することが難しい人がまずやるべきことは、決して指示を待つことではない。

自分の周囲を見渡し、積極的に自分ができることを探しに行くこと。
もしくは周囲の人に声をかけて電話をとること、コピーをとること、メールを送ることなど雑務でもいいから、少しでも役に立てることに意欲的に取り組んでいくことが大事。

勿論いつまでも雑務をやってくれればいいというわけではなく、仕事を覚えて貢献できる幅が広がっていくまでは雑務でもなんでも他の人の手間を少しでも軽減することをやって貢献すべきだということ。

まだ何もできないのだから仕方ない。

「そんなことやるために入社したんじゃない」
「体育会系だ」
「フラットだと聞いていたが全然フラットじゃない」

なんていう甘ったれた意見が今にも聞こえてきそうだが、それがフラットな実力主義における当たり前。会社は人を育てることを目的とした教育機関でも何でもない。

社会に価値ある事業を運営して利益を生み出す場所であり、そこに所属する以上はどんな形であれ、その時々において価値貢献できることを最大限実行することが求められるのは当然のこと。

そこから脱出するためには、周囲からどんどん吸収し、先輩の仕事ぶりからノウハウを盗み、「それももうできると思うので任せて下さい!」と仕事を奪い取っていくくらいが望ましい。

特に新入社員のみんなは、是非悩んだり、不安になったりする前に、できることからどんどんやっていってもらいたい。雑務かどうかいい。積極的に何でもできることからやっていき、できることの幅を広げていこう。

人より早く、人より多く。
そうすれば必ず早く伸びるので。