組織の中で機会を勝ち取る上で重要な要素、それは社内レピュテーション。

実力、成果、意欲、ポテンシャル、もろもろ重要ではあるものの、社内の仲間からの見られ方や評価、さらには印象などによって圧倒的に他の人よりも多くのチャンスを手に入れることができる。

組織内での人物イメージ、キャラクターなども含めて、仕事を頑張っていて、信頼ができ、関わる仕事には120%の成果を追求するなど、大小様々な仕事を実行していく日々の中で培った信頼というか評判というか、それが社内レピュテーション。

極端な話し、一目置かれることで、日頃なかなか聞いてもらいづらい意見なども時間をとって聞いてもらえたりする。

勿論フラットなベンチャー組織において、大事なのは誰が言ったかではなく、何を言ったかであるというのも正しい。

とは言ったところで、現実的には日々常にドタバタしているわけで、

「こいつが言うからには余程なのかもしれないな。ちょっと聞いてみよう。」

というジャッジが全くないかといえばそんなことはないというのが実状。

やはり聞く気持ちにさせる人というのは存在する。

逆にそういう期待をあまり持たせることができないタイプの人も存在するだろう。

「恐らくまた利己的な着眼点なんだろうな。。。」

と先入観を持ってしまったり。

何度も言うが誰が言うかではなく、何を言うかが本質ではある。

しかしレピュテーションがあることで説得力が増したり、説得する機会を得られたり、そもそも仕事においてあらゆるチャンスを得る可能性が高まるのは間違いない。

レピュテーションを高めることは実は組織の中で、自らの力を120%活かすには結構役に立つもの。

そのためには、日々依頼された業務は任された仕事に対して、90%ではなく120%で対応するというように、少しづつでもいいから毎回どんな時も期待を越えること、そして周りを元気にさせるような態度を取り続けること、さらには自らの目指す高いレベルや挑戦意欲を周囲の仲間や上司に伝え続けること。それによって必ずあるタイミングから社内での存在感が変わっていくはず。

社内レピュテーションは一度ついてしまうと面倒なので、是非早めに意識を。