アトラエでは既存事業に加えて、新しいサービスを生み出すことに相当な力を入れています。

誰でもいつでも事業アイディアを提案すること自体は勿論自由です。

といっても日々の担当業務だけでもそれなりに忙しい社員にとって、思いついたら提案するという程度のルールだと正直なかなか生まれてきませんし、それを待っているだけでは時間ばかりが経ってしまいます。


そんな中、うちの社内からの提案で持ち上がった取り組みがGrowth Weekです。

Growth Weekとは、2週間に分けて全社員が関わる新規事業に対する取り組みです。

具体的には、

1週目:「誰がどんな課題・不満・ニーズを持っているか」だけにフォーカスしたアイディア出し
2週目: 1週目で沢山出たニーズのどれかを満たす事業プランを練る

どちらもチーム別対抗戦形式で行われます。


正直現時点ではまだまだ全員の新規事業発案レベルはバラバラですが、こういう取り組みを継続して行っていくことで、新規事業へのアンテナ感度が高まり、日頃から意識できるようになるのと、他の人がどういう考え方をするか、どういうプレゼンをするか、などを共有することによる学びもあると思っています。

大事なのは組織として継続して世の中に新たな価値、イノベーティブなサービスを継続して生み出し続けること。そのためには長期的視点に立ち、ノウハウやカルチャーを醸成していく必要があると考えています。

インターネットの世界はサービスのライフタイムサイクルが圧倒的に短い。
そんな時代に継続して価値を生み出し続ける組織、社会に必要とされ続ける組織を創りだすには、事業開発企業に進化していく以外に道はない、そう考えています。

新規事業への組織的取り組みはまだまだ走り始めたばかりですが、こういう地道な取り組みが5年後、10年後に組織としての大きな武器になり、それこそが簡単には模倣できない会社のコア・コンピタンスになるはず。

ちなみにGrowth Weekのアイディアはこんな感じでホワイトボードに張られてますw

gw