話題になっていた元エスグラントコーポレーションの杉本さんが最近書かれた本を拝読。

起業家として頂点を極めつつ、そこから民事再生・自己破産にまで至った、まさに壮絶な経験が赤裸々に書かれていた。ある意味衝撃的であり、一応起業家の端くれである私にとっては決して対岸の火事では片付けられないこと。
実際に私自身もリーマンショックの衝撃は身をもって体験した。
当時黒字化よりも売上拡大を優先して、今思えば平均台のような不安定な道をひたすら全力で走ってきたときに、リーマンショックという突風に煽られ、平均台にしがみつくだけで精一杯だったことを昨日のことのように覚えている。
ここでは詳細は書かないし、そんな気軽に書けるような経験ではなかったが、当時の私は本当に未熟だったし、今思えば少し焦っていたようなところがあったようにも思う。
投資はあくまでもリスク・リターンのバランスで成り立つわけであり、杉本さんがまるで犯罪者のような扱いを受けるのは全くもって見当違いだと思う。少し若くして派手な面があったからこそ、妬みと僻みの文化の強い日本では致し方ない面もあるのかもしれないが、個人的には挑戦した上での失敗に関しては、再びチャンスがあるべきだと思うし、そうでなければ挑戦する人なんていなくなってしまう。
そして本を読んでいて思ったのは、やはり人は失敗から学ぶことが凄く多いということ。
恐らく今の杉本さんは当時の若くエネルギッシュな杉本さんに加えて、慎重さや大局を見抜く力を身につけ、よりパワーアップされているはず。本を読んでいてもそう感じた。
現在は再起を果たして100億円を越えるグループを経営されているようだが、それも偶然のことではないだろう。
私自身、起業家としてこういう先人達の経験から多くを学びつつ、改めて物事の本質を見誤らないよう、そして謙虚さを失わないよう(ここが苦手なのだが。。。)やっていこうと思う次第。
久しぶりに凄く学びの多い本だった。

起業家として頂点を極めつつ、そこから民事再生・自己破産にまで至った、まさに壮絶な経験が赤裸々に書かれていた。ある意味衝撃的であり、一応起業家の端くれである私にとっては決して対岸の火事では片付けられないこと。
実際に私自身もリーマンショックの衝撃は身をもって体験した。
当時黒字化よりも売上拡大を優先して、今思えば平均台のような不安定な道をひたすら全力で走ってきたときに、リーマンショックという突風に煽られ、平均台にしがみつくだけで精一杯だったことを昨日のことのように覚えている。
ここでは詳細は書かないし、そんな気軽に書けるような経験ではなかったが、当時の私は本当に未熟だったし、今思えば少し焦っていたようなところがあったようにも思う。
投資はあくまでもリスク・リターンのバランスで成り立つわけであり、杉本さんがまるで犯罪者のような扱いを受けるのは全くもって見当違いだと思う。少し若くして派手な面があったからこそ、妬みと僻みの文化の強い日本では致し方ない面もあるのかもしれないが、個人的には挑戦した上での失敗に関しては、再びチャンスがあるべきだと思うし、そうでなければ挑戦する人なんていなくなってしまう。
そして本を読んでいて思ったのは、やはり人は失敗から学ぶことが凄く多いということ。
恐らく今の杉本さんは当時の若くエネルギッシュな杉本さんに加えて、慎重さや大局を見抜く力を身につけ、よりパワーアップされているはず。本を読んでいてもそう感じた。
現在は再起を果たして100億円を越えるグループを経営されているようだが、それも偶然のことではないだろう。
私自身、起業家としてこういう先人達の経験から多くを学びつつ、改めて物事の本質を見誤らないよう、そして謙虚さを失わないよう(ここが苦手なのだが。。。)やっていこうと思う次第。
久しぶりに凄く学びの多い本だった。