一般的にベンチャー企業と呼ばれる組織は、成長意欲ある社員にとって成長の機会に満ちあふれていると感じる。特に経営人材を目指す人にとってはコンサルティングファームや外資金融などと比較しても圧倒的に成長できる環境だろう。
私が自信をもってそう言い切る理由は2つ。
1)経営者と物理的にも心理的にも近い距離感のもとでビジネスに取り組めること
2)自分の実力や意欲次第で仕事の幅に制約や上限がないこと
とはいえ、経営者の近くで仕事してれば経営人材として成長できる、なんて甘っちょろい話しをするつもりは毛頭ない。もしそうならベンチャー企業で働く人がみんな経営人材になれてしまうわけで、事実そんな人は少数なのだから、当然違うということ。
ではどういうことか。
「もし自分が経営者だったらどう考えるだろうか?」
「もし自分が経営者だったらどう判断するだろうか?」
「もし自分だったらどういう伝え方をするだろうか?」
事あるごとに上記のような問いを自分に投げかけて経営者になったつもりで考えることが大事だと思っている。
そして実際の経営者の繰り出す戦略や予算や社内での取り組みや意思決定などと、自分のそれを比較してみる。当然ながらそこには何らか差異が発生するわけで、その差異について徹底的に納得がいくまで考えること。まあ簡単な方法は、社長とのランチや飲みの場を利用して、質問攻めにすればすぐにわかるはず。
私はよくその行動をスパーリングと表現しているが、スパーリングの回数や頻度が高い人ほど成長が早い。それは当たり前で、経営における実践的なケーススタディを現役経営者を講師として何度でもできるのだから成長しないわけがない。
例えば人事異動があるとすると一般的には「えー」とか「あー良かった」などとその結果に一喜一憂する人がほとんどだと思うが、経営人材を目指す人としては「なぜこういう人員配置にしたのだろうか」「この人はこっちの方が活躍するイメージがあるのに」などと自分の考えと照らしあわせた上で、その疑問を解消すべく経営者に質問していき、自分の考えと実際の経営者の頭の中にあることを比べることでものすごいスピードで経営や意思決定を学ぶことができる。
またスパーリングを繰り返すことで成長が早いことは上記した通りだが、効果という点ではそれだけでなく、経営者に対して自分が経営に対する高い意識や意欲を持っていることを伝えるという点においても大きなメリットがある。
ベンチャー企業では大企業と異なり抜擢人事が日常茶飯事に行われるわけで、その抜擢理由の1つとして本人の意識や意欲は最も重視するところでもある。
日頃からスパーリングを繰り返してくる意欲的な社員で、スパーリングの精度が高まってこようものなら、かなり安心して経営的なポジションを任せることができるはず。
社内に対する経営者の発信やアクションというのは、何気ないものでも必ず何か明確な意図や目的を持っていることが多いもの。それをさらりと流してしまわずに、なぜこういうアクションを今とったのか、なぜこういう発信を今したのか、と意識するだけでも学びはあるはず。
私自身、前職では社長にうざがられる程いろいろ質問したし、少しでも社長のスケジュールが空いていれば飲みに連れて行ってくれとせがんだものである。今思い出しても、本から学んだことよりも、そういう実践の中で学ばせてもらったことの方が圧倒的に多い。
つまるところベンチャー企業の魅力は、意欲ある人からすれば学べる機会が無限にあり、その学びを活かす機会も無数にあるということ。
経営人材への道を目指すのであれば、活気あるベンチャー企業を選択し、経営者の近くでうざいぐらいにスパーリングを繰り返すことが最短ルートだと思う。
是非うちの社員でも意志・意欲ある人には意識して頑張ってもらいたい。
私が自信をもってそう言い切る理由は2つ。
1)経営者と物理的にも心理的にも近い距離感のもとでビジネスに取り組めること
2)自分の実力や意欲次第で仕事の幅に制約や上限がないこと
とはいえ、経営者の近くで仕事してれば経営人材として成長できる、なんて甘っちょろい話しをするつもりは毛頭ない。もしそうならベンチャー企業で働く人がみんな経営人材になれてしまうわけで、事実そんな人は少数なのだから、当然違うということ。
ではどういうことか。
「もし自分が経営者だったらどう考えるだろうか?」
「もし自分が経営者だったらどう判断するだろうか?」
「もし自分だったらどういう伝え方をするだろうか?」
事あるごとに上記のような問いを自分に投げかけて経営者になったつもりで考えることが大事だと思っている。
そして実際の経営者の繰り出す戦略や予算や社内での取り組みや意思決定などと、自分のそれを比較してみる。当然ながらそこには何らか差異が発生するわけで、その差異について徹底的に納得がいくまで考えること。まあ簡単な方法は、社長とのランチや飲みの場を利用して、質問攻めにすればすぐにわかるはず。
私はよくその行動をスパーリングと表現しているが、スパーリングの回数や頻度が高い人ほど成長が早い。それは当たり前で、経営における実践的なケーススタディを現役経営者を講師として何度でもできるのだから成長しないわけがない。
例えば人事異動があるとすると一般的には「えー」とか「あー良かった」などとその結果に一喜一憂する人がほとんどだと思うが、経営人材を目指す人としては「なぜこういう人員配置にしたのだろうか」「この人はこっちの方が活躍するイメージがあるのに」などと自分の考えと照らしあわせた上で、その疑問を解消すべく経営者に質問していき、自分の考えと実際の経営者の頭の中にあることを比べることでものすごいスピードで経営や意思決定を学ぶことができる。
またスパーリングを繰り返すことで成長が早いことは上記した通りだが、効果という点ではそれだけでなく、経営者に対して自分が経営に対する高い意識や意欲を持っていることを伝えるという点においても大きなメリットがある。
ベンチャー企業では大企業と異なり抜擢人事が日常茶飯事に行われるわけで、その抜擢理由の1つとして本人の意識や意欲は最も重視するところでもある。
日頃からスパーリングを繰り返してくる意欲的な社員で、スパーリングの精度が高まってこようものなら、かなり安心して経営的なポジションを任せることができるはず。
社内に対する経営者の発信やアクションというのは、何気ないものでも必ず何か明確な意図や目的を持っていることが多いもの。それをさらりと流してしまわずに、なぜこういうアクションを今とったのか、なぜこういう発信を今したのか、と意識するだけでも学びはあるはず。
私自身、前職では社長にうざがられる程いろいろ質問したし、少しでも社長のスケジュールが空いていれば飲みに連れて行ってくれとせがんだものである。今思い出しても、本から学んだことよりも、そういう実践の中で学ばせてもらったことの方が圧倒的に多い。
つまるところベンチャー企業の魅力は、意欲ある人からすれば学べる機会が無限にあり、その学びを活かす機会も無数にあるということ。
経営人材への道を目指すのであれば、活気あるベンチャー企業を選択し、経営者の近くでうざいぐらいにスパーリングを繰り返すことが最短ルートだと思う。
是非うちの社員でも意志・意欲ある人には意識して頑張ってもらいたい。