タイトルだけ見るとなんのこっちゃわからないけど、タイトルに記載した人格の主体は法人、つまり会社組織のこと。つまるところ、法人としての人格をちゃんと意識して創っていくことの重要性について書いてみようかなと。

法人というくらいなので会社組織というのはある意味「人」として見ることができるのではないかと思っている。

その上で「法人格」というのは、いわば会社組織の持つ風土やカルチャー、価値観、倫理観などをイメージすればいいのではないかと思う。

ベンチャー企業界隈では、サービスや事業の戦略や、IPOや売却などの金融的側面について語られることが多いが、組織創りや文化・カルチャーなどを中心とした法人としての人格形成について語られることは多くない気がする。


しかしながら会社経営というのはある意味でいえば相当な長期戦であり、ライフサイクルが短いインターネット業界においてはサービス開発以上に、法人格形成、つまり組織文化や組織理念の浸透などの方が重要度が高いのではないかとさえ思う。


リクルートが紆余曲折ありながらも長期的に成長し、多大なる価値を生み出している要因はまさにそのあたりにあるような気がする。

そして法人格というのは、人間でいう人格と同様で、大人になる前の段階である程度固まってしまうようにも思える。つまるところ創業期から成長期の最も事業や収益にコミットしたくなるタイミングでこそ、法人格の形成、すなわち組織文化の醸成や浸透にもパワーを割かないと、長期的に成長し続ける会社組織は作り上げられないのではないかと思う今日この頃。


ここまで書いてそうでもない会社がいくつか頭に浮かんだが、そういう会社は経営者がとんでもない力やカリスマ性を有していることが共通点で、組織力ではなく、リーダーの手腕や能力が成長のドライバーになっているケースが多いのではなかろうか。

と期初のめっちゃ仕事が忙しく、若干体調も崩している中で、ろくに検証や調査もできないままに、思いつきでブログを書いてみたら収拾がつかなくなってしまったので、今日はこのあたりで強引に終わります。。。

皆さん、良い週末を♪