若い社員と仕事をしている中で、仕事の進め方や意識の仕方という観点から、大きく2つのタイプに分かれることが最近わかってきた。
1つは完全に下っ端として事務作業やスケジュール調整や印刷などを徹底してこなし、何か考えるべきことや判断すべきことがあれば、常に「どういたしましょうか?」「どうすればいいですか?」と聞いてくれるタイプ。
もう1つは、すべての事柄に対して自分で考え、自分で判断・意思決定をした上で、「こう考えたのでこう進めようと思いますが、それで問題ないでしょうか?」「こうやりますけどいいですよね?」と自分なりの判断・意思決定をした結果を報告・連絡・相談にくるタイプ。
前者は恐らく、門前の小僧なのに経を読めるようにならないパターン。
後者はかなり近いうちに、経を読めるようになるパターン。
つまるところ丁稚奉公だけをいくらしても仕事ができるようになんてならんということ。
先輩や上司の仕事をどんどん盗んでいき、変わりにやってしまうことが大事。
大事なのは、そのリスクまで自分でとって勝手に進めてしまうと事故る可能性が高いのと、とはいえ会社組織としての意思決定プロセスを無視することとなり、ただの暴走野郎になってしまうということ。意思決定や判断を自分なりに最後の砦としての意識をもった上で行い、その結果をもって先輩や上司に報告・連絡・相談をすることを繰り返すことで、自分の判断軸のズレなども理解できるし、意思決定の責任を無駄に背負うことなく仕事を進めることができる。
相談にくるものくるものが「いいね」「進めて」「その通り」という内容になると、いよいよ「もうお前の判断に任せるよ」という日はかなり近づくわけで、いよいよこちとらライバルとしてうかうかしていられなくなるもの。
考えろ、と言われて考えるのではなく、自ら率先して「自分なら」「自分が責任者の立場だったら」「自分が経営者だったら」と考えることで、視点が高まり、圧倒的な修羅場経験を積むことができる。しかもその答え合わせまでできるのであれば、そんな最高の修羅場経験はない。
優秀な先輩や上司とプロジェクトを組むということはそれほどに大きなチャンスだということをどれだけの若手が認識しているだろうか。
多くの人は「口うるさく言われてやりづらい」とか「全然自分の意見を通してもらえない」「厳しすぎる」などと平々凡々なサラリーマンの言い訳みたいなものに逃げ道を求めてしまっていないだろうか。
やるなら上司や先輩を追い越すくらいの気持ちでやることが大事。
成長の機会なんて組織にいれば働き方一つ、意識の持ち方一つを変えるだけでゴマンとある。
若手社員には是非ともお人好しの丁稚奉公ではなく、向上心をもったライバルになってもらいたいものである。
1つは完全に下っ端として事務作業やスケジュール調整や印刷などを徹底してこなし、何か考えるべきことや判断すべきことがあれば、常に「どういたしましょうか?」「どうすればいいですか?」と聞いてくれるタイプ。
もう1つは、すべての事柄に対して自分で考え、自分で判断・意思決定をした上で、「こう考えたのでこう進めようと思いますが、それで問題ないでしょうか?」「こうやりますけどいいですよね?」と自分なりの判断・意思決定をした結果を報告・連絡・相談にくるタイプ。
前者は恐らく、門前の小僧なのに経を読めるようにならないパターン。
後者はかなり近いうちに、経を読めるようになるパターン。
つまるところ丁稚奉公だけをいくらしても仕事ができるようになんてならんということ。
先輩や上司の仕事をどんどん盗んでいき、変わりにやってしまうことが大事。
大事なのは、そのリスクまで自分でとって勝手に進めてしまうと事故る可能性が高いのと、とはいえ会社組織としての意思決定プロセスを無視することとなり、ただの暴走野郎になってしまうということ。意思決定や判断を自分なりに最後の砦としての意識をもった上で行い、その結果をもって先輩や上司に報告・連絡・相談をすることを繰り返すことで、自分の判断軸のズレなども理解できるし、意思決定の責任を無駄に背負うことなく仕事を進めることができる。
相談にくるものくるものが「いいね」「進めて」「その通り」という内容になると、いよいよ「もうお前の判断に任せるよ」という日はかなり近づくわけで、いよいよこちとらライバルとしてうかうかしていられなくなるもの。
考えろ、と言われて考えるのではなく、自ら率先して「自分なら」「自分が責任者の立場だったら」「自分が経営者だったら」と考えることで、視点が高まり、圧倒的な修羅場経験を積むことができる。しかもその答え合わせまでできるのであれば、そんな最高の修羅場経験はない。
優秀な先輩や上司とプロジェクトを組むということはそれほどに大きなチャンスだということをどれだけの若手が認識しているだろうか。
多くの人は「口うるさく言われてやりづらい」とか「全然自分の意見を通してもらえない」「厳しすぎる」などと平々凡々なサラリーマンの言い訳みたいなものに逃げ道を求めてしまっていないだろうか。
やるなら上司や先輩を追い越すくらいの気持ちでやることが大事。
成長の機会なんて組織にいれば働き方一つ、意識の持ち方一つを変えるだけでゴマンとある。
若手社員には是非ともお人好しの丁稚奉公ではなく、向上心をもったライバルになってもらいたいものである。